![Xero Fiction 2nd Full Album [I Feel Satisfaction] 2017.03.22 in Stores!!!](./images/interview.jpg)
-- 元々、お2人はハードコアパンクバンド-Reject-をやっていたんですよね。そこでシーンの狭さを感じてXERO FICTIONを始めたっていうエピソードがまず興味深くて。
コウイチロウ いろんな場所にライブしに行って、10代から20代前半にかけてずっとライブをしてるうちにだんだん友達が増えてくるんだけど、それがマンネリ化しちゃって。北海道行ったらここ、大阪行ったらここ、沖縄行ったらここって感じで全国に知り合いを増やして、それを繰り返してたら、「あ、このまま終わっちゃうわ」って。
ハルカ 「これがピークだ。これ以上はない」みたいな。
コウイチロウ そう。「このまま同じ音楽をやってても友達は増えないし、なんかいい方法ないかなぁ」みたいな。そんな時期にGASOLINE(四日市のロックバンド)に入ってそこでのやり方を見て違う街の友達が増えていくうちに、自分でもそうやって広げていけるんじゃないか、そう考えるとハードコアでやっていくのもどうなんだろうなぁって思うようになって。これまで通りにできないことはないんだろうけど、俺はパンクハードコアばっか聴いてるわけじゃないし、どうせやるんだったら人が聴きやすいような音楽をやりたいなと。それで、当時-Reject-のメンバーだったハルカに聞いてみたら、「面白そうだね」って。そこからスタートしました。
-- ああ、ハルカさんもコウイチロウさんと同じように感じていたんですね。
ハルカ そうですね。結局、全国どこに行っても一緒にやるバンドがだいたい同じだったし、お客さんも同じような人が観に来るから代わり映えがしなくてつまらないなぁと感じてて。それだったら違うことをやって、もっといろんな人に観てもらいたいなって思ってて。
コウイチロウ ある程度バンドを何年かやってると「あ、もういいや」って辞めちゃう人と、「じゃあ、違うことやろう」っていう人で分かれるんだどけど、俺らが-Reject-をやってた時期ってそういう分岐点で、ちょうどそんなときに「やろう」ってなった。
-- でも、お2人が出身の名古屋にはthe 原爆オナニーズみたいな大先輩もいるわけですよね。
コウイチロウ 逆に……意味分かんねぇなって。
ハルカ 自分たちにはできないと思う。
コウイチロウ ちょうどそういう話をGASOLINEで(the 原爆オナニーズと)対バンしたときにTAYLOWさんと話して、そのときに分かったのが、そういうタイプの人と俺みたいにいろんなことがやりたい人で人間的に全然違うんだなって。
-- なるほど。
コウイチロウ 俺はいろんなものを観たり聴いたりしているうちに、ハードコア以外にも好きなものが増えているんだけど、その一方でそれ一本でやってる人もいる。それしか聴かないし、それしかやりたくないっていう人。俺はいろんなもん聴いてるけど、それ一本でやってる人には勝てねぇんじゃないかなみたいな。だから違う切り口で行きたいなって。